2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年最後の授業

昨日は集中講義二日目で今日は三日目。当然だけど。昨日はアニメから映画への翻訳の困難さの問題をチャットマンらの議論をきっかけにして考えた。そして今日はミュージックビデオにおける制作者の手法に関して。あとテスト。間に担当教官によるプロスペクト…

集中講義

今日は集中講義第一日目。メディアにおける分かりやすい語り方について一限から五限まで。先生の講義の進め方が面白く、メディアに関する過去の言説を敢えてあまり触れないようにされていた。それは必ずしもそういった言説を聞き知っていない受講者へのご配…

返答

morohiro_sさん、はじめまして。お話は常々伺っておりますしブログを興味深く読ませていただいております。コメントどうもありがとうございます。ちょうど考えなければならない部分をご指摘いただいたように思います。ということでコメントに対する返答とし…

最近使い方を覚えてきた――脚注編

クリスマス自体興味ないがクリスマスソングは好きなので毎年「この一曲」を決めている。一昨年はジャズのクリスマススタンダードを集めたレコードが「この一曲」というか「この一枚」だった。このレコード、ジャケットがサンタの格好をさせられたルイ・アー…

で、今日は昨日のズレに関して。姉歯さんだから「ズレる」みたいなオチを考えていたのに完璧に忘れていた。まあ今更な感もするからいいんだけど。今回の事件はその内部が建築の内部からズレている、ということなのだが、建築の内部とは、ということに関して…

どこからズレたのか

今日は、コンタクトがなくなったので新しいの買いに行って、整体に行って、アマゾンから注文してた本とかが届いた日。ちなみにラインナップはギブソンの「アフォーダンス理論」を紹介した佐々木さんの本とかDonny Hathawayの『Donny Hathaway』(これはCDだ…

耐震構造の件に関しては内部告発の渡辺氏が取りざたされ、新しい登場人物が現れた。建築業界に太いパイプを持つ自民党はこの新たな救世主の出現でこの劇を終わらせたいと思っているようだが、イーホームズの藤田社長の不穏な動きでそう簡単にはいかなくなっ…

ズレる人々

発表にまっしぐらになってる間に耐震構造計算偽造問題は新たなフェーズに入り込み、黒柳徹子は「いいとも」でまさかのテレフォンショッキング・ジャックを決めたようだ。

覚えておくこと

今日は例の発表の日で事実上今年最後の授業だった。ゼミだけど。で、一昨日言っていた「新たなパラダイム」へはまだ段階が必要だということを昨日今日で確信するようになった。というのも今回の発表では広場や広場恐怖症を語る論者らの態度によって輪郭づけ…

都市ではなく広場であるということ

今日は三限が休みで四限のみ。四限は都市に関しての話題だったので今回の発表と結構かぶるところが大きかった。都市とテーマパークの違いに関して都市の歴史をあげ、それを都市のアイデンティティーとするべきであるのに最近の都市はそれを覆い隠し均質化し…

スイッチ

一応発表原稿が一通りできたので構成に気をつけて推敲している。広場という概念が達成されることのない理念を象徴するものとしてとらえられている。そして建築家、心理学者、美術家らによる広場への言及はそうした理念を異なるコンテクストにおいて反復して…

マニフェスト

「体勢を崩しながらも内野の頭を抜く」というのをこれからの目下の目標にしようと思う。これは頑としてブレない屈強な軸があってはじめてできる。で彼らは冬は走りこむようだ。やってみよっと。

キャストの妙

[ウコンの力」のCMのその不可解なキャスティングに気をとられていると15秒終わる。あのやけにぼんやりとしたV6の年長三人の存在意義を咀嚼しようとかみしめながら、ハウス食品が何がしか本気である、ということのみをひしひしと実感する。トニセンを生か…

朝はコレだねとくダネ

なんとか書き始める。あ、発表原稿のことである。最近朝だけはしっかり起きようと思い、携帯の目覚ましだけだと起きられないのでテレビの予約録画を目覚まし代わりにしている。大体小倉さんの「おあようおあいあす!!」というやたら元気のいい声で起きるの…

21の宵の口

発表まで後10日を切って、なんというかもう頭の中が広場恐怖症でぐるぐるになっている。「フォボフォビア」はこういう状態をいうのかしらん。盗んだバイクで走り出す方は自由になれた気がしていいが盗まれたバイクで走り出されたほうはたまったもんじゃな…

事後処理

で、今日は昨日の片付け。

うまくいったということをひたすら

案じていた幹事担当新入生歓迎鍋だが、結果的に成功だった。不備は多かったがそれを補って余りあるくらいの盛り上がりがあったし、幹事の重圧で周りに目を配ったおかげでそれが人一倍実感できた。研究室のドアの外で火を囲みながらお酒飲む人たち(ドアはあ…

ワン君と鍋

昨日挙げた事に関してすこし。 人の話をよく聴いたり読んだりしないまま、適当に分かったつもりになって、特定のキーワードにだけパブロフの犬のように反応するお子様な人 ――仲正昌樹『なぜ「話」は通じないのか』 これを仲正は「パブロフのワン君」と呼び、…

翻訳

今日は朝からコジェーヴのフランス語やらシンケルについてのドイツ語やらを訳す。コジェーヴのテクストに出てくる、弁証法における正‐反の関係、つまり即自による対自の否定運動(「否定の否定」の最初の否定)の際の、即自による対自の否定という意味であろ…

曲げられた空間、まだ続いて

今日は序文の要約をしてみた。ちなみに今日の授業は三限の「人の移動と世界史」のみ。 Folds, blobs nets, skins diagrams: all words that have been employed to describe theorethical and design procedures over the last decade, and that have rapidl…

続・曲げられた空間

○第二部 ホームアローン ――ヴィト・アコンチの公共領域 フルハウス ――レイチェル・ホワイトリードのポストドメスティックな配役 ロスト・イン・スペース ――トバ・ケドーリの建築的断片 深層空間/抑圧された記憶 ――マイク・ケリーの教育的コンプレックス タ…

間主観的

今日は1限から5限までのハードな日。なんというかのっけからうまくいかなかった。何がといわれると困るがそういう日がたまにある。 こうして、個々の主体が独立の存在として現れてくるのであるが・・・主体同士が出会ったときにパースペクティヴを交換する…

ヴィドラーの新作

今月末に迫ったゼミ発表でヴィドラーを軸にしようかと思い、試みにネットで「アンソニー ヴィドラー」ととある検索サイトに入れてみた。上から三つ目にヒットしたサイトに行ってみるとやけに見覚えがある「どっかで見たことあるな」まあ別にそんなベタにリア…