2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

セヴェラルネス

集中講義3日目。ブレイクビーツの話からブリコラージュへ。午後はその続きと風景論。セヴェラルネス 事物連鎖と人間作者: 中谷礼仁出版社/メーカー: 鹿島出版会発売日: 2005/12/23メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 84回この商品を含むブログ (43件) を見…

集中講義2日目

先日29日から31日の3日間にかけてid:morohiro_s先生の集中講義。今日が2日目。午前中はジャズの流れを追いながら、どのようにしてモダンジャズがコードやモード(音階)といった秩序を抜け出てフリージャズへ向かったのかに関して見ていった。午後は今和次郎…

ホテル

関西にいるとあまりよくわからないが、東京に行ったとき「私が社長です」と言っている不思議な女性の写真が前面に押し出されている広告があった。で、それがいま話題になっているAPA HOTELだった。私が社長です。作者: 元谷芙美子出版社/メーカー: IN通信社…

ゼネコンと清水喜助

そういえば「ゼネコン」ってなんとなしに使っているが、正確には建設を一括して請け負う企業のことを指すらしい。規模の大きい建物の建設時には複数の元請企業、その下請け、さらにその下請け、という形で複数の企業が階層になって現場に関与するらしいのだ…

事件です

アチャー!授業先週で終わってた。三限デザイン講義の話である。ゼネコン談合疑惑事件→http://excite.co.jp/News/society/20070116030100/20070116M40.148.html 当該の地下鉄桜通線は僕もよく使ってました。ちょっと前ですが山本理顕さんが群馬県邑楽町に対…

ボケとツッコミ

「知」の欺瞞―ポストモダン思想における科学の濫用作者: アラン・ソーカル,ジャン・ブリクモン,田崎晴明,大野克嗣,堀茂樹出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/05/24メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 146回この商品を含むブログ (97件) を見るながーい…

研究会と課題

今日は京都で視文研。思いついたことを以下つらつらと。(アメリカにおける)芸術と政治イデオロギーの問題に関しては建築でも当然論じるべき対象である。1920年代のドイツ建築界がアメリカでの摩天楼を社会変革の道具として用いようとしたことは前から細々…

藤森モデル

人類と建築の歴史 (ちくまプリマー新書)作者: 藤森照信出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/05/01メディア: 新書購入: 4人 クリック: 33回この商品を含むブログ (41件) を見る藤森さん自身が語るように建築初心者向けのちょっと変わった新書。彼は建築の…

視覚補正

新・建築入門―思想と歴史 (ちくま新書)作者: 隈研吾出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1994/11メディア: 新書購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (22件) を見る構築vs非構築(建築である限り現実的にはどうしても失敗に終わるわけだが)という対…

デザイン講義レポとおしらせ

今年初の授業。久しぶりのデザイン講義。今日は今までのおさらいと補足、そしてレポートだった。面白かったことを抜き出して二点。最近と30年前の話。まず一つ目は最近のソフトウェア開発におけるオープンソースの登場と、建築における類似物とがアナロジー…

アンテナとつづき

アンテナつけてみました。全面的に削除を要求する!という方はご一報くださいませ。ちなみに前日のつづき。というか補足。 昨日言っていたタフーリ関連の解釈はこちらで参考文献がまとめられていた。Translations from Drawing to Building and Other Essays…

追記を

卒論に入れられなかったところ。ミースのパヴィリオンは外在の文脈とのアナロジーで語られやすい。例えばテオ・ファン・ドゥースブルフの絵画とか。なぜかというのはおいといて。絵画、哲学などの文脈でパヴィリオンを語るとき、その批評の対象はパヴィリオ…

卒論出した

卒論を一応出した。かなり寝てなかったから出した後はちょっとテンションがおかしいことになっていたと思う。家かえってすぐ寝た。どうせ出したら出したですぐ忘れてしまうと思うのでいろいろチェックとかして口頭諮問に備えておこう。調べものとしては建築…

パラ・アーキテクチュアル

ほしかった資料が手に入った。――『建築文化』2002年4月号:田中純「ミースの年 その建築の面影」 ――『10+1』第8号:大島哲蔵「写真者のテクスト」 ――『10+1』第3号:八束はじめ「現代建築におけるノーテーションの冒険」 田中さんの論では2001年のミース展…

一年の計

新年はじめのエントリーは今年の目標でいこう。ということで箇条書きにしてみました。1、卒論を見直す。どう考えても卒論出してダメを出していただいて決着がつくような問題ではないので、実践的な勉強をしつつ、実証的な資料と共に論を強化していこう。卒論…