2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

岐阜川原町屋

岐阜公園に程近い岐阜県玉井町には町屋群が残っております。 そのほとんどが住宅なので見学は難しいのですが、ここ川原町屋さんは雑貨屋兼喫茶店なので見学しない手はありません。ウェブサイトはこちら。 向こうでもらったパンフレット。文字が読めないので…

ウィーン工科大

コンペ提出後、ひょんなことからウィーン工科大建築学科の学生さんたちと会食した。日本から20人、オーストリアから20人の大所帯で。 京都駅の「京都」の「京」のロゴがある部分を下から見上げた図。人が多いときは突き飛ばされます。 たとえばこんな話がき…

リバーシブル提出

リバーシブルスペースコンペ提出。消印有効の当日に。 モデルとして使った写真。「使うかわかんないけど」とかいいながらちゃっかり大きめに載せました。Uさん、ありがとう。 反転ではなくリバーシブルである限りで(リバーシブル・ウェアの比喩を借りながら)…

インタビュー続編

インタビュー続編です Cruise Diary:インタビュー04「都市・建築における無名性の価値、有名性の価値」/南後由和 前半 Cruise Diary:インタビュー02「自由か幸福か――配慮される社会と私たちの選択」/大屋雄裕 後半 Cruise Diary:インタビュー03「場所と写…

大屋先生インタビュー

QueryCruiseにお招きした名古屋大学大学院法学研究科准教授大屋雄裕先生にお話をうかがってまいりました 「『なんていい建築なんだ』ってフンデルトヴァッサーをもってこられても、僕たちは困るわけです」「・・・たしかに」 Cruise Diary:インタビュー02「自由…

佐藤先生インタビュー

QueryCruiseに講師としてお招きしております、京都精華大学デザイン学部准教授佐藤守弘先生のお話です。 写真のアップが追いついておりませんので、コチラでも掲載いたします Cruise Diary:インタビュー03「場所と写真――トポグラフィの視覚文化論」/佐藤守弘…

岐阜旅行

学校で秋のバス旅行。行き先は岐阜。こんなところいきました。 個別の建物についてはまた別にアップします。ほんとは養老天命反転地にもいく予定だったのだけど、雨が降っていたので川原町の町屋散策に変更。先生からのご提案はヒットもヒットだった。日常と…

とものうら

NEWS23で鞆の浦のことが取り上げられていた。港埋め立て架橋に反対する10万の署名を国土交通省に提出したとのこと。 ブログまでブログ:とものうら1・・・とものうらとは、そしてその課題 ブログまでブログ:とものうら2・・・とものうらの抱える問題とそれをめぐ…

インタビュー

以前触れたままになっておりましたが、QueryCruiseに来ていただく講師の方々にお話を伺ってきたときの様子です。 Cruise Diary:インタビュー01/五十嵐太郎 Cruise Diary:インタビュー02「自由か幸福か――配慮される社会と私たちの選択」/大屋雄裕 前半 Crui…

エンヴァイロメンタルデザイン

エイモス・ラポポート氏による『文化・建築・環境デザイン』は「環境問題」の話ではありません。文化・建築・環境デザイン作者: エイモスラポポート,Amos Rapoport,大野隆造,横山ゆりか出版社/メーカー: 彰国社発売日: 2008/09/01メディア: 単行本購入: 1人 …

三次元デザイン

Archdailyより3Dデザイン集団ROSOによるインスタレーション。靴でおなじみイギリスクラーク社(の中庭)にて。 窓から光の柱(2本)をドーン 36本のワイヤーに結び付けられたおよそ7500のディスクが光を拡散するというからくり。日中は中庭に差し込む光をあれし…

吉村順三のはなし

珠玉の名作住宅を残した吉村順三のすばらしい言葉を100集めたもの建築は詩―建築家・吉村順三のことば一〇〇作者: 永橋爲成,吉村順三建築展実行委員会出版社/メーカー: 彰国社発売日: 2005/10/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (13件) …

尾道

30分もいなかったけど尾道は印象的だった。一言でいうと坂だった。 坂だったとは言うものの、正確には坂だけではない。GoogleMapをごらん頂きたい。 大きな地図で見る 国道二号線を境にして北と南の構成がガラリと違っているのだ。北は山、そして南には海。…

京都イベント

日常にとなりあうダクト地獄 ちなみにここはたしか病院です。そしてこれはいわゆる「裏側」ではなくて、主要道路から目の届く「表面」です。ショッピングモールもオフィスもそうだけど、何気なく生活しているとその設備系統には案外気づかない。というか気づ…

卒業設計日本一展2008巡回展/京都

去年京産大で開かれた卒業設計日本一展2008巡回展/京都が三条のTASK|伝統工芸館で開催されることになりました。11月15日(土)〜18日(火)開館時間は10時〜18時 Diploma×KYOTOで1番になった神楽岡保育園が、そのまま卒業設計日本一になったあの会です。今年も…

HP

cherryflavaより ヒューレット・パッカードのナイスアド。 都市の「穴」に近づいて初めてむしろ「都市」のほうがプリントされたものであることに(「HP」のサインとともに)気づくというからくり。観者がその性能を図らずも証明してしまうというところがニクい…

大阪個室ビデオ追記

大阪個室ビデオ店「キャッツ」放火事件についての後追いニュースは「あの店舗がいかに法律違反であったのか」の嵐。これでは歌舞伎町雑居ビル放火事件の二の舞ではないか。あの事件からはや7年。こうやって後付あとづけで法規制がなされていくのですね。泥縄…

小堀遠州

お世話になっている先生が写真撮影にご協力されている一冊。「出ました」とのご報告をいただきました。 - 〈シリーズ 京の庭の巨匠たち 3〉 小堀遠州 気品と静寂が貫く綺麗さびの庭 あまたの茶人が流儀を競うなかで、千利休、古田織部と並び称されるまでに新…

大阪個室ビデオ店放火

空間利用の想像力を 読売新聞:個室ビデオ店の窓、内壁でふさぐ…建築基準法違反か 法をうまくすり抜けていたり、すりぬけるどころか違法だったりする店舗は確認されていないだけでかなりの数に上る。なぜここに火をつけたかに関しては分かりっこないので、こ…

フライヤーのある日常

Query Cruiseのフライヤーよろしくおねがいします 街中で見つけたら云々、といいながらどんな外見かをお伝えしておりませんでした。こんなフライヤーです。右端のです。

買った本イン大須

日本の美術〈48〉修学院離宮―ブック・オブ・ブックス作者: 吉村貞司出版社/メーカー: 小学館発売日: 1976/01メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る修学院離宮をフィーチャーした一冊『室内』40年作者: 山本夏彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 199…

インタビュー

QCにお招きした講師の方々へお話をうかがって参りました。巷ではこれはインタビューと呼びます。建築論、社会学、法哲学、芸術学とはいうものの、それっていったいなんだい、という人々にとりつく島をご提供させていただくという気持ちでお話を伺ってきまし…

流店

岡山後楽園の流店(りゅうてん)。建物の中に川が流れている衝撃感たらない。 雨だれ岩をも砕く、が垂直方向ならばこの建物はまさにその水平方向バージョンだといいたい。今となっては絶対の確立で誰もやらない(ホテルには似たようなギミックがありそうです…