2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

KEN-Vi建築セミナー「美術と建築の対話」

6月28日29日の土曜日曜は兵庫県立美術館にてKEN-Vi建築セミナー。28日の土曜日はアーキフォーラムにて小嶋一浩さんが、そして大阪工業大学では中村拓志さんがそれぞれ講演会をされていたらしい。分けて欲しかったと切に思う。 プログラムはこんなところ 28日…

大川コンペ

「九州温泉旅館客室コンペティション2008in大川」提出。 庭と川に面した平屋という好条件にもかかわらず、あえて開口部を狭くひとつしかとらないことを主な規制としてみた。この条件の操作によって室から見える景色に多様性を持たせてみよう、というのがテー…

新しい素材に注目するための

新素材(スマートマテリアル)調査のためのメモ。 - ○日本語 レポート 10+1website:素材と装飾があらたに切り開く地平│今村創平 上記レポにいくつかリファがある。以下 ブレイン・ブロウネル「Alley24」、『a+u』2006年5月号 「特集=挑発するマテリアリテ…

解体

吉田鉄郎氏設計「東京中央郵便局」の解体が決まったらしい。 モダニズム建築の東京中央郵便局、建て替えで38階ビルに 計画によると、現局舎の外壁をそのまま残しながら、折り紙をイメージしたガラス張りのビルとする。 いやな予感がするな。 記事の最後あ…

24日火曜日の建築部は約20名。 新しい顔もちらほら見える。コンペ締め切り前でバタバタしてたので、一時間くらいの勉強会(レビュー)後は自由時間とした。レビュー班は現在各3〜4名でのべ6つできている。全体会で各人が気になった言葉やテーマを投票でいくつ…

ぐりんぐりん

前回の「リダンダンシー」から佐々木さんつながりで伊東さんの「ぐりんぐりん」を。 遠くから見ると大地が隆起しているように見えるのだけど、実際近づくにつれて厚さ45センチのコンクリートがものものしく前に出てくる印象が否めなかった。ただ造形的なスラ…

リダンダンシー

ちょっとメモがてら。「リダンダンシー」は「最適化」を相対化するかもしれないという話。 リダンダンシーとは「冗長性」とか「余剰性」のことを指す。くどくど同じことばっかり書いてあれば「冗長な文章」だし、くどくど同じことばっかり喋っていれば「冗長…

金曜ランドスケープの授業レポは雨のはなし。 まずは建物があることでこの二つが起きる。 日射の過剰受容→ヒートアイランド現象へ 雨水の貯水量が減少→洪水対策への膨大なお金 低影響開発のすすめ 都市部に蓄積する微量のゴミや環境汚染物質が雨によって河川…

法規

法規の先生と業後にお話ししたこと。建築基準法施工令第46条によると、壁面の表面積から壁のつよさが求められる(すごいざっくり言ってます)のだけど、これは水平荷重を考慮したものだと言える。ただ水平荷重でも地震力は壁面の表面積にあまり関係ない(と…

記念館と部

製図。前半の自由課題は「嵐山にハンバーガーショップをつくる」で、後半の模写は「マンガ家記念館」だった。居室は絶対に南に面していないといけないんだ!と隣の先生は絶叫するけど、日当たりのよさが即好条件というのはただの思考停止だと思う。そして「…

名古屋のおまけ

ベスト壁面緑化・オブ・ザ・デイ 松坂屋本店南館東にある、地下鉄「矢場町」駅への入口 「思いのほか茂っちゃった」ってかんじの高壁面緑化力に強く惹かれます。

シューセーズ

淡々と段差の高さを記録するブログ 実録・設計資料集成ズ じみーに数人でやってます。意外にページビューがあってビックリ。階段のけ上げの高さを階高から逆算している自分どうなんだ、と思って提案し、何人かではじめた建築部スピンオフ企画モノですが、や…

環境デザインシンポゲリラ聴講

6月14日は名工大で行われたとある研究室20周年記念シンポジウムに行ってきた。推測するに、多分OBや現学生でもないのに聴きに行った人は他にいなかったのではないか、と思う。「環境デザインのこれまでとこれから」というテーマで4名が発表したものの、残念…

山崎さん講演会

6月12日のメディアショップ講演会の話。ゲストはstudio-Lの山崎亮さん。とにかくパワフルで豪放磊落(難しい日本語使ってみた)な人という印象。一方向的になりがちな講演会にあってまず初めにしたことは聞きに来てる人の自己紹介だった。「一方的に僕が話し…

井関さん講演会

20:00時よりメディアショップでのイヴニングレクチャー。講師はフォスター&パートナーズの井関武彦さん、講演タイトルは『世界の建築現場から―社会に接続するデザイン―』でした。機材トラブルでちょっと押し(&延長)はしたものの、メディアショップさんから…

図書館のこと

図書館に新しく入った本旅。建築の歩き方 (建築文化シナジー)作者: 槻橋修出版社/メーカー: 彰国社発売日: 2006/12/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (14件) を見る

どこかしらへ向けたゆるめの助走―その4

最近はじめつつある調べモノのためのメモをかねて。まずは以前「ランドスケープ」の授業で紹介していただいた、国などから発注されるプロジェクトはどうやって流れていくのかのフローチャート。 国(官公庁)、企業による発注 経営コンサルタント 建築・不動…

ランドスケープと部

こっそりもぐってる7限ランドスケープの授業は、持続可能な循環型システムとしての「農」の話。どうしても農業、農作物などある偏ったイメージで語られがちな「農」だが、この語が本来的に示していた、人・環境・モノの「経済的な」(語の強い意味での)あり…

ライト・ザ・ポジティヴィスト?

同じように考えた建築家は結構多いんじゃなかろうか ちょっと突っ込みたくなるのだけど、 わたしは考えた・・・・・・いや・・・・・・ちょっと待て、それは老子の言ったことである。確かに。しかし、それを建てたのは自分である。(中略)尊大さは、傷つけられなかったの…

Media Shop講演会

メディアショップにて講演会2本。どっちも行きたいな。 MEDIA SHOP:Evening Lecture Kyoto vol.3 the intersection of ARCHITECTURE 6月10日(火)20:00〜21:30 講師:井関 武彦(Norman Foster and Partners 建築家) タイトル『世界の建築現場から―社会に接…

アーキフォーラム

5月31日(土)のアーキフォーラム。ゲストは布野修司さん、テーマは「カンポンの世界」でした。 前回の森田さんレポはこっち。 山田脩二、杉本俊多、三宅理一、陣内秀信など「おお」な名前が登場した前口上から終わりの時間まで、幅のひろーい話題を提供してく…

一年生が増えた。ちょっと部員数が多すぎて風通しが悪くなってる感がある。今回は教室使用時間に関する要望書の詰め、実測なんかもはじめた。実測中、教室では制限時間を決めてアイデア出し→プレゼンが行われていたが、こんなかんじで同時多発的に企画が併走…