2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Volume第2号序―後半

Ole Bouman「Doing Nothing is almost all right」後半。 アイデアをただ記すだけの建築家なんてほとんどいない。重要なことはマキシマルな宇宙を仮定することだ。それはうまくいくに違いない、それも完全にうまくいく。でも問いは開かれたままだし、小さい…

Volume第2号序文―前半

Volume第2号の序文「Doing Nothing is Almost All Right」の訳前半。著者はヴォリューム編集長のOle Boumanさん。タイトルの「○○ is almost all right」はおそらくヴェンチューリ「ラスヴェガス」の一小見出しからのインスパイヤだと思われます。どれだった…

ここふつか

○20日はオープンラボ。事務所のドアを開けておく試み。 今回は名工大の修士課程に在籍しつつ設計事務所「HAP+associates」を立ち上げられ、その上すでに実作も3棟ぐらい持たれている(進行中のプロジェクトも)米澤隆さんをお招きしてのトークショー。いち学…

いろのはなし

昔の日本には色がなかったかもしれない、とかそういう系の話を東京に行ったとき友人から聞いた。 つまりどういうことかというと、むかしの日本には色相がなかったということらしい。「色がなかった」という言い方は正しくないかもしれないのでちょっと変える…

パノプティコンのはなし

14日、レクチャー前に大屋先生とお話したこと。 唐突ですが、現在のアーキテクチャ論で時々援用されたりするのかもしれないベンサムのパノプティコンのことを、少なくとも建築関係の人はフーコーの著作、あるいはそれを引用した文献でしか知らないはず。監獄…

とうきょう3

京都に戻りました。最後13日のはなし。 Living Design Center OZONE:OZONE Eco Style Housing 2009 東京オペラシティアートギャラリー:ディーナー&ディーナー展 神保町、天丼いもやの天丼はうまかった 1、 新宿から甲州街道を初台方面へ歩いていくと、段…

とうきょう2

昨日今日のトピック 昨日11日 韓亜由美さんとお会いしてきました ナディフ行きました 「境界に立つ建築家」展見てきました 1、 以前少しだけ紹介させていただいたStudio Han Designの韓亜由美さんに無謀にもお会いしてお話をうかがってまいりました。土木の…

とうきょう

東京にきております。今日のトピック。 gggギャラリー:ヘルベチカ展 PUNCTUM:倉田精二展 東京のマックはコンセントがつかえない montoak復活 1、 ヘルベチカとはスイスのハース鋳造所でエドワード・ホフマン、マックス・ミーディンガーによってデザインさ…

オープンラボ2回目

昨日は事務所のドアを開けておく試み「オープンラボ」でした。先回来ていただいた方が、設計事務所勤務時代に同期だったご友人をお誘いあわせて来てくださいました。しかも差し入れをお持ちで。ほんとうにありがとうございます。お二人が勤務されていた時期…

レクチャーレポアップ

1月18日にあった南後先生のレクチャーレポを挙げました。 CruiseDiary:1月18日:南後由和先生レクチャー4回目 「有名性」と「建築界」のお話。前者を生み出し、それでいて前者によって駆動されもする後者、という関係は最近で言うところの「表層」と「深層…

建築系ラジオ

この前ちょっと事後的に補足した建築系ラジオの回が挙がってました 建築系ラジオ:22B: QueryCruise主催RADインタビュー「記憶に残る建築論」 聞いていただいた方には害のないどうでもいい訂正をひとつ。「榊原充弘」と表記があるのですが、一応「榊原充大」…

インフォグラフィックのために

イメージの読み書きイメージの読み書き作者: 慶応義塾大学佐藤雅彦研究室出版社/メーカー: 美術出版社発売日: 2005/08/16メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 25回この商品を含むブログ (27件) を見るイッセイミヤケ「A-POC」のためのモーションキャプチャ…