一月三日、 なぜ求められない建築は否定の余地なくその他より優れているのだろうか。なぜならそれは建築を自律した状態に保つからだ。建築の自律性はかつてリアリティからの閉鎖的な隔離を意味していたのだが、今となってはそれがクライアントの考えを超えて…

十二月二十八日、 求められない、あるいは―建築の新たな解剖学 ―オレ・ボウマン 『ボリューム』誌前号の編集長が、その創刊から書き続けてきた「求められない建築」を最も具体的な形にして提示してくれた。建築を超えていく、という考えがいかに行動に移され…

十二月二十日、 ミルクとともに―誰しもが使えるものを http://www.miesbcn.com/en/act2009/aiweiwei.html ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナパビリオンはまったく疑う余地もなくそびえている。そのコンクリート素材の重量感のなさは、ほとんど地面に…

十二月十三日、 hanarerad打ち合わせ、のあとにGRLKYOTOブックの打ち合わせがあり、話の内容としてはGRLKYOTOの12日間を通して伝達したかったことをzineにして伝える、というのがポイントなのであるため、当該12日間のドキュメンテーションとはちょっと違う…