2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

トレランス寛容

横浜駅近くには屋台がある。 が、画像が、あ、あらい...

「社会的」な「問題」

2月27日(日)のopenlab.13では、近藤加奈さんに最近行ったアメリカ旅行のレポートを話してもらった。彼女自身が「こういうのやりたいんですけど」と手を上げてくれたので、「じゃあお願いします」とお願いした。レポートの内容は、彼女が旅行中に訪れた「社…

ニュースより

仮設住宅は公有地じゃないといけない。そしてその設置に約300万/撤去に約100万かかる。なお、仮設住宅建設には「災害救助法」で国から費用の9割が補助されるが、自然災害が対象であり、原発事故で居住可能な住宅が残っているケースは適用外。すなわち建設や…

「復興」の後にも残るもの

少し前の2月19日、Social Kitchenにて開かれた編集者の藤墳智史さん企画ディスカッション「都市と貧困──『スラムの惑星』から考える」について、今思っていることもあわせて。スラムの惑星―都市貧困のグローバル化―作者: マイクデイヴィス,酒井隆史,篠原雅武…

The C-LAB case file on Broadcasting Architectureその4

その3より ラスト。メッセージとしては「ブロードキャストという観点から新たなアジェンダを設定してみよう」というささやかなものになっている。でもここでポイントとなるのはブロードキャスティングがもたらす「パブリックなコミュニケーション」を問題と…

The C-LAB case file on Broadcasting Architectureその3

その2より そしてこの論考のねらいのくだりへ。前回ブロードキャストという言葉を説明するなかで「建てることのみならず建築が不特定多数の人に、いわば不可避的に伝わってしまう」ことがあると言った。建築が、建築家の意図に関わらず、引き受けざるを得な…

The C-LAB case file on Broadcasting Architectureその2

1より さて、本題へ。ここで言う「Broadcasting」というのは、テレビ放送のことだけではなく、ファッション写真の背景になってある雰囲気を作り出したり、お金に印刷されて紙幣価値を支えていたり、PVの舞台になって人の目に入っていたりと、かなり広い意味…

The C-LAB case file on Broadcasting Architectureその1

ジェフリー・イナバ(Jeffrey Inaba)フェリシティ・D・スコット(Felicity D. Scott)、ナダール・ナントカ(Nadar Vossoughia)による「ブロードキャスティング・アーキテクチャー・C-LAB・ケースファイル」 マイケル・クーボ氏は「出版の実践」の最後で「…