2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

マチュー・メルシエ(Mathieu Mercier)インタビューその2

その1はこちら マティユー: 特定のディベロッパーモデルが持つスケールを変えることは視座を変えることであり、それに疑問を持つことだ。あたかも拡大鏡を通して見ているかのようにね。住宅に関するその考えは、公共空間もそうだが、住まうことや建築につい…

マチュー・メルシエ(Mathieu Mercier)インタビューその1

マチュー・メルシエの作品を見たのは、いまのところ「SuperWindowProject」、「Muzz」、そして「森美術館」(フレンチ・ウィンドウ展)にて。美術史へのリファレンスはもちろん、建築への目配せがちらほらと見えるところが興味深い。彼にとっての「建築的」…

新しい素材

新素材(スマートマテリアル)調査のためのメモ。モダニズム運動にとっての代名詞ともなった、鉄、ガラス、コンクリートのような固有名は今後出てこないだろう。ある固有の素材が時代を担う、という自体そのものが稀なことのような気がする。どうでしょうか…

スマート・シティ

これまで、日本企業は自社の水処理施設や電力配電施設、交通施設、リサイクル施設などのシステムを個別に売り込んできた。しかし、このような従来のやり方では肝心の都市全体のグランドデザインには関与しにくい。そこで生まれてきたのが「スマートシティ」…

情報のヴィジュアライゼーションについて

情報を「ヴィジュアライゼーション」することを、ここでは「インフォグラフィックス」と呼ぶ。文字の羅列、数字の羅列を前にするよりもずっと楽しく、人に何かを伝えるためのデザイン手法。そう考えると、インフォグラフィックスのテーマは「より多くの人に…