こらーじゅ

今日学校休みだった。設立記念日なのだと。

コラージュとモンタージュの違いに関してちょっと考えてみる。参考は『建築文化』誌の岡崎論文・丸山論文、あとは松浦論文。コラージュは端的に複数の紙片を重層的に組み合わせることであり、そこにおいて基底面が存在しない。

これをミースの建築に見出すときのミースその人の提示の仕方がポイントになる。外部性の欠如という彼の原理から遡行的に導き出してコラージュ・モンタージュの話に持っていこうと思っているのだが、この際に統一した理念を持つ主体としてのミース像からそれを導きだすことがはばかられる。論全体の流れとして。だからその辺のつながりに焦点を合わせて考えてみる。