2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧
今日は3・4限に出席。ヘーゲルは何とか概説したもののちょっとしこりが残る感じだったが共通了解みたいなところもあり難なく終わった。むしろバタイユの「建築」(『ドキュマン』収録)のほうが面白かった。制度化への意思を比喩的に建築と定義づけている。…
風邪かなにかで非常な背中痛に見舞われ寝込んでおりました。大分良くなり今日は2・4、5限出席。明日のヘーゲルレジュメしないと・・・と薄れ行く意識の中でブツブツつぶやいていたのですが今日フラッシュメモリを見たらちゃんと8割くらいレジュメができてい…
バルセロナパヴィリオン受容の問題を扱ったボンタという人の論文があるのだが、これが発表されたのが70年代。バルセロナパヴィリオン再建は86年だからいきおいボンタさんは29年のオリジナルがどのように解釈されたのかを論じていることになる。この再建にま…
今日は3限のデザイン論演習に出席。授業はそれのみ。
フンデルトワッサーのシンポ、気づくの遅すぎた。無念と言うほかない、のだけどやることやんないとなという感じもするのでプラマイゼロ。ヘーゲルの件はやっぱりアグリーしかねる。読む僕に先入観があるからだろうけど弁証法のシェーマがかなり色濃い。即自…
2、3、4限、そのあと兵庫県美へ。4限はモニュメントに関してリーグルをドイツ語で読むというもの。建築に特化していたこともありちょっと張り切りすぎて取り乱してしまった。焦りすぎなのでもっと余裕を持たねば。とりあえずGW明けから読み始める予定の…
実は僕も行ってきたのです。もちろんナンシー。知ったのが昼過ぎだったのと不慣れな京都でついたのは開始20分後。でもちょうど開始も20分遅れだったのでジャスト。ただ翻訳機がもらえなかった。ということでナンシーの基調講演は皆目分からず、その後の討論…
「Space of Passage」を読む。きわめてざっくばらんにメモ。19世紀「都市」と今日での都市とは異なる。それは例えばオースマン計画におけるような合理化の勝利による帰結、そしてそれに伴う透明性の出現である。これが彼の最終的な意見である。ヴィドラーの…
建築を旅する (造形ライブラリー 04)作者: 岸和郎,古山正雄出版社/メーカー: 共立出版発売日: 2003/04/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見るこの「造形ライブラリー」シリーズはほかにもこんなのがある。素材の美学―表面が動き始めるとき… (…
ヴィドラーの近代都市論なんかをざっくりと読みだしたり(「Space of Passage」副題は「疎外/疎遠の建築」:Estrangementを疎遠と訳そうか疎外と訳そうか迷う。でもAlienationも出てくるので疎遠がいいか)、来週の授業の訳とかする。
「ギャルサー」をちょっと見たのだがちょうど代々木体育館の近くですごい量のギャルが踊っていた。どうりで会ったわけだ。それにしてもこの時間帯は「ごくせん」のときの木村といい、生島(ヒロシではなく、あ、このひと「ごくせん」にもでてたな)とか古田…
昨日ジュンク堂で偶然『エクスナレッジオム』のミース特集を見つけたので買っておく、写真目当てで。バルセロナ・パヴィリオンには大きい池と小さい池がある。で、大きい池を囲むように二辺に壁があるのだがそこを写した写真が少ない。理由は大体分かる、公…
今日は三限の演習のみ。ルソー『エミール』の「サヴォア助任司祭の信仰告白」を読むという授業。啓蒙主義に影響を与えながらロマン主義にもルソーの影を見ることが出来る、というような大きい山としてのルソーを原書で読みたいということもあり出席。カチャ…
今日はこれ。ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読 (岩波現代文庫)作者: 多木浩二出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/06/16メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 97回この商品を含むブログ (102件) を見るベンヤミンが言う「触覚的」な建築受容をす…
今日はこれ装飾と罪悪―建築・文化論集作者: アドルフロース,伊藤哲夫出版社/メーカー: 中央公論美術出版発売日: 1987/10メディア: 大型本この商品を含むブログ (3件) を見る久々にロース。「ポチョムキンの都市」を読む。エカテリーナ二世のために寵臣ポチョ…
ふと考えてみるとミースと広場の関係を論じたものは少ない。多分インターナショナル・スタイルという彼のラベリングなどが絡んでくるのだろう。あるいは彼が建てられる場所を度外視していたのではないかという指摘もそこに参与してくるのだろう。これは彼が…
喝を入れていただいたところで大通りを目指すことに。ただ芸術学という舞台で振舞うと決めたからには最低限の知識は摂取し続けていかないとダメだと思っています。広場論でのベンヤミン誤解みたいなことを繰り返したくないですし。まったく誰に向けていって…
ミース・ファン・デル・ローエ 真理を求めて作者: 高山正實出版社/メーカー: 鹿島出版会発売日: 2006/03/10メディア: 大型本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (12件) を見る巨匠ミースの遺産 (現代建築シリーズ)作者: 山本学治,稲葉武司出版社/…
どうも自分は迂回しないと目的地につけないらしい。でもそもそもそんな目的地なんか云々かんぬんといいながら正当化している。不満はあまりない。得るものも多いし。
この間コピーしたコロミーナの論を読む。彼女の「なぜミースではダメなのか」という疑問、つまりミース・ノット(これがこの論の題名です)という問題提起が軸となっている。あんまりミースミースだったので気分転換でこれを読む。文系のための数学教室 (講…
ホットな表参道建築群で気になったのはヘルツォークとムーロンのプラダ。ひし形グリッドのガラス表面は各グリッドで凸面凹面平面の三種があり、人が映ったり映らなかったりするという具合です。ガラスの反射効果を無化するような半透明ガラスを使用するコー…
東京行って来ます。今回は汐留、台場、赤坂などにも足をのばしてみようと思います。とりあえずはミース展狙いですが。これもって建築MAP東京・2作者: 五十嵐太郎,乾久美子,小川次郎,藤本壮介,吉村靖孝,ギャラリー間出版社/メーカー: TOTO出版発売日: 2003/08…
以前広場について発表したとき「日本に広場はあるのか」という旨のご質問をいただいたのだがそのあたりについてちょっと思ったことをメモしておく。何でこのタイミングなのかというと、こういういきさつがある。最近うちの学校の新しい棟の近くの食堂が改装…