羅列

3月後半に読んだ本

光の教会―安藤忠雄の現場

光の教会―安藤忠雄の現場

登場人物のキャラをしっかり立て、作業風景まで丁寧に解きほぐし、それでいて最後にほろっと来る。ウェルメイドな映画みたいなノン・フィクション。
建築家の仕事 (太陽レクチャー・ブック)

建築家の仕事 (太陽レクチャー・ブック)

インタヴュー集。メンツが面白かった。

さっくりとカジュアルに読んでみた。新書の建築批評は結構水モノだと思った。
キーワードで読む現代建築ガイド (平凡社新書)

キーワードで読む現代建築ガイド (平凡社新書)

同上。ハイスピードで読んでみた。
「トイレと文化」考―はばかりながら (文春文庫)

「トイレと文化」考―はばかりながら (文春文庫)

人類比較文化系排泄論考。でも記述はカジュアルで面白い。見過ごされがちだけど、でもみんないつも慣れ親しんでるものたちの話。そしてそれらの「ものたち」と、それを使う「みんな」の多様性の話。
アメリカ下層教育現場 (光文社新書)

アメリカ下層教育現場 (光文社新書)

アメリカ版「スクール・ウォーズ」(オリジナル知らないけど)。要所要所での筆者のシビアな判断が印象的だった。それにしても「落ちこぼれ」とはいうものの発言量がすごく多い。負けたと思った。
盗賊会社 (講談社文庫 ほ 1-3)

盗賊会社 (講談社文庫 ほ 1-3)

表題作「盗賊会社」はユーモラスだけど、こういうシステムが冗談じゃなくなるときがたまにある。そういう意味ではシリアス。
リヴァイアサン (新潮文庫)

リヴァイアサン (新潮文庫)

この映画の原作者。既読感満載で読んだんだけど持ってたんだろうか。ある日NYで爆死した友人についての、そしてそれを語る私の、はなし。