スイッチ

一応発表原稿が一通りできたので構成に気をつけて推敲している。

広場という概念が達成されることのない理念を象徴するものとしてとらえられている。そして建築家、心理学者、美術家らによる広場への言及はそうした理念を異なるコンテクストにおいて反復しているという構図がある。こうした構図において恐怖症が広場へと同化されるプロセスよりも、そうした反復をめぐる種々の言説のどこか病理的な側面を見ていこうと思う。うまく説明できたかわからないが。

今回の発表に込めたかった、そして前回のヴァーチャルの発表において焦点をあてた、身体の環境への向き方のようなものに関して「アフォーダンス」と呼ばれる理論が有効なのではないか思う。ということで今回の発表が終わったら近代の掘り下げということでギーディオンやカウフマンを読もうと思っているが、そのほかにジェームス・ギブソンにも手を伸ばしてみようと思う。

そういえば前に挙げたドアノブの話にもつながる気がする。