コジェーヴの件なにか今ひとつスパイスにかけるということで新に「勝ち組」「負け組」幻想に頼ることに。「負け組」を環境否定の契機とし、目的的にとらえられる「勝ち組」という構図は日本的スノビズムのある変奏なのではないか、という点を詰めてみる。ウェーバー『プロ倫』誤読による「勝ち組」幻想をうまく差し込めたらいいけどちょっと引用が暴力的。

広場論は読み返してみると自分が一番広場恐怖症になってる感がある。「根源」「ファンタスマゴリー」「幻影」という比喩を出したがまだベンヤミン誤読の虞あり。ただ前よりは論者−大衆の区分がくっきりいった気がする。この二分に横たわる何かをプラグマティックに突き詰めて行こうと思うが、これは都市論の文脈で考えてみようかと思う。


宇宙船地球号操縦マニュアル (ちくま学芸文庫)

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バックミンスター・フラーの本、田中純のミース論の本、柄谷の『隠喩としての建築』をアマゾンで注文。最近良く覚えてないうちに本を買ってる感があるので注意。