つながりがあるのか

暴力批判論 他十篇 (岩波文庫―ベンヤミンの仕事)

暴力批判論 他十篇 (岩波文庫―ベンヤミンの仕事)

決断主義との相関関係(つまりそれがあるのかないのか)で読んでしまう。ポイントとしては暴力が二種の形態を取ること(法措定と法維持)。この論は、国家・法・警察という実定的なところにおける、それらと密接にかかわる暴力のあり方の両義性を示すものである。シュミットやユンガーにおいて排除されるべき戦争の内実にかかわるのか、それとも排除する彼ら行為自体にかかわってくるのかをよく考えて読もうと思う。

あとこれも読む

ランスの大聖堂 (ちくま学芸文庫)

ランスの大聖堂 (ちくま学芸文庫)

戦争についての短い断章があったので。あとは別件で「母」について、のために。