CI

sakakibara19842006-11-27

3限はデザイン論。

「CI」つまりコーポレート・アイデンティティをイメージによって印象付けるかエクスペリエンスによって印象付けるのかというもの。前者はJAL、後者はAppleが例に出されていた。CIとは多分橙と白と黒が吉野家をあらわしているとかそういうことだと思う。これをイメージのレベル(例えばロゴとかマスコット・キャラクター)でやるのか、それともそうしたイメージを含んだ全体的な体系を経験させることでやるのかということ。

前者/後者としてイメージ/エクスペリエンスを等価的に扱っているが、後者の方が範囲が広い。というのもそれはイメージを用いながらユーザーを囲い込んでいくものだからである。言い換えると、ユーザーの行動を常にフォローし続けることができる体系(Webサイト、広告、商品、流通経路)を作り上げていくこととなる。そういう意味ではむしろディズニーの方が成功しているように思う。ツアー会社との提携、乗り物、宿泊地、Webサイト、そして実際のランド設計、おみやげ、こうしたすべては常に次の行動を喚起させ、その喚起された行為の全体を経験として思い返した際に首尾よく「ディズニー」という一つのイメージがつくられているのである。

ちなみに今ラーメンズがやっているMacのCMはアメリカの芸人(?)がやったのをそのまま日本語に移し変えたものらしい。これはどういう意図でゴーサインが出たのだろうか。よくわからない。

ラーメンズver.

オリジナル(全く同じじゃないけど)