皮と骨・新機軸
名古屋駅の近くで一番目立つビル。名古屋モード学園です。
なんか傾いてるみたいに見えますね。このページが工事状況を追ってくれてます。
画像だとよくわかりませんが、二枚の布が螺旋状に撒きついているように見えます。
この部分がどうなってるのか気になります。
ちょうど「MODE」の「M」をなんとかしてるところでした。
階を支える外側の柱をななめにして、それを上に積んでいくとスパイラル状になる(と思います)。つまりフロアが傾いているわけではない(と思うんですが)。外側のくるりとなったカーテンウォールはトラスのヴァリエーションなので原理的には以前からできたと思うのですが(現実的には知りませんが)、この「二枚の布」を綺麗に見せるためには構造柱がまっすぐだと邪魔だったのでしょう。骨が皮を規定するのではなく、皮のために骨をなんとかするというところに新しさを感じます。