QueryCruise3


大屋雄裕さん南後由和さん五十嵐太郎さんをお呼びした第一回目、大庭哲治さん、佐野亘さん、加藤政洋さんをお呼びした第二回目から、少し形式を変えて、QueryCruiseの第三回目ではインタビューをしています。



今のところ公開中なのは、


今回は「タウンとアーキテクト」と題して、地域と建築家との関わり方について考えます。とはいえ、「地域」という言葉はあまりにも漠然としていて定義するのが難しい。なので、「地域」なるものへとご自身の立場から向き合われている方々に、その言葉のもとにどんな風景が見えているのかを聞いていきます。「地域」というのは多層の重なりであり多様なものでありますが、「地域は多層で多様だ」でよしとするのでは話が進みません。そこで、その「多層さ」と「多様さ」にはどれくらいの幅があるのかを考えてみよう、ということを目指しています。


そうして見えてくる地域の多層性と多様性の中に、建築家なる人はどのように介入するのか、あるいはそこに見えてくる建築的な問題へと対処する主体や職能はどんなもので、それと建築家と呼ばれる人との差異はどれくらいあるのか、こうしたところを考えることをさらなるねらいとしたいと思っています。