カンカクは寝ている

昨日「ぶち抜きで」と書いたがまさかあのあと徹夜までしてぶち抜くとは思っていなかった。というかそもそも何をぶち抜くのかということさえ特に考えていなかったのだ。とまれ今日は一睡もしないまま学校&5限連続授業だった。

7時くらいに学校に向かい、研究室で4、5限目の予習を形にしようと思った矢先、そういえば研究室には『のだめカンタービレ』があるなとふと思い、これはもしかすると読んじゃうかも、などと心配しながら研究室に着いたが案の定読んでしまう。非常に面白い。

ということで4、5限目のドイツ語テキストの心配をしながら1から3限に出席し、途中で後頭部をふわっと毛布で包まれるようなやさしさ地獄を味わうことになる(僕は座って寝るのが好きではない)。何度か甘んじてしまったが、本人の自覚に反して授業中の睡眠は何がしか割増になることを考慮にいれると「相当」寝ていたことだろう。そうでなかったらいつの間にか過ぎている時間が説明つかん。小人さんが時計をこっそり早送りしてくれたのかもしれない。そして僕は直ちに寝たほうがいいのかもしれない。

さて案じに案じた4、5限のドイツ語講読だが、昨日の徹夜を一掃するかのような散々さで、同じ文からこうも違う訳が出るものかと驚嘆した。さながらぜんじろう明石家さんまだ。でも僕は高校時代こういうのが嫌でひたすら勉強してたんだったなとなにかちょっとその時の思い出をぶり返してしまった。あの時覚えたことはあんまり役に立ってないけど今やってる勉強は少なくとも当時のよりは楽しいからいいやと思う。

とりあえず今月のはじめにアップしたヴィドラーの「広場恐怖症」をもっとコンパクトにまとめること、それができたら今度は総括的な視座からコメントすること、などもしてみようと思う。