ヴァーチャル

今日の授業は午後から2コマだけ。

ゼミ発表のネタを何にしようかとつらつら考え、前もしたし今回もヴァーチャル建築にしようかな、と思ったのだけど、よくよく考えてみると持ってく方向とか参考文献が暗礁に乗り上げているので広場恐怖症にしようかと思う。これって案外ヴァーチャルとつながらなくもないのでは、とも思ったのだ。

建築におけるヴァーチャルの問題は少し前にかなり流行って以来下火になっているが、かれらはドゥルーズらへんを援用してかなり思想的な部分にまでその局面を広げている。いわゆる「ホールディング派」などの存在が例に挙がったりするが、結局は建てないといけないという建築のなかでどうしてヴァーチャルという視点が出てきたのか、流行した当時の言説はどうだったか、そして今どうなっているのか、という点に関しての概説書を今探している。あるのだろうけど。