溶ける建築

めざましをかけないでいたら昼まで寝てしまった。なんだかんだで昨日も寝たのが2時。「朝まで生テレビ」でホリエ氏についての討論がやっていた。問題機制としての田原氏が目指したところは面白いなと思っていたがいろんな人がいろいろ言っていたので株の現場とホリエという人物が不可分なまま語られてしまっていた。こういう構図でとらえるのは一面的には有効であるだろう。ただそれが幾分の価値を持つのかという点では疑問。そしてそれはテレビ的においしいというところに直結するのみではないかと思ってしまう。で、僕の意見なのだが、株の現場を主軸としてその可能的事態として起こったホリエという事件を主軸へと照射させるような見方はできないのだろうか。処方箋としてはそれが割りとベターなのではないかと素人目には見えてしまう。田原氏の問題機制はそのあたりの意を汲んでいたのではないかと思う。

テストも一段落したので残りのレポートの構想を考える。パノラマの授業のレポートは杉本博司の『建築』写真あたりをテーマにしようかと思う。建築が写真の中で「溶ける」という彼の言をどうとるかがポイント。額面通りにすすめても面白くないけど。ということで「10+1web」の青木淳杉本博司の対談を読む。『影の色』『観念の形』らへんを引きながら書いていこうかと思う。とりあえずの大前提としてはオチをつけること。