移動するシルエット
テストおわり。「人の移動と世界史」。世界史を「移動」の観点からとらえるというもの。ケーススタディーとして華僑・華人が挙げられていたが、なぜかクレオールの問題の方に目が行ってしまった。そうした重複する国籍の問題としてマレーシアのブミプトラ政策、インドネシアのプリブミ政策(どちらも土着民を優先する政策)が孕む、クレオールの志向性という問題は面白かった。つまり彼らは「何者であるのか」という点が現地の政府によって囲い込まれてしまうのである。この点に関しては日本も例外ではない。先輩が研究している「ふるさと」に関してもなにかつながる部分がありそうである。とりあえず『想像の共同体』は必読とのこと。
Bobby Caldwellの「風のシルエット」こと「What you won't do for love」を最近聴きたくなってそれ以降よく聴いている。
- アーティスト: Bobby Caldwell
- 出版社/メーカー: Sin-Drome Records
- 発売日: 1991/08/06
- メディア: CD
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (13件) を見る