建築・建築・建築

最近めっきり建築建築してきた感があるので今日もその調子でギーディオン『時間・空間・建築』を読み始める。これまでの建築史で見られなかった「空間」という概念を彼が初めて主題に持ってきたというエピソードはあまりにも有名。ただもちろんそれだけではなく建築史家という彼が取らざるを得ないポジションに関しても意識的であり、歴史というものが過去の静的な抽象にとどまらず現在未来へと開かれなければならないという旨を述べている。ただ上下巻で1000ページというなかなかのヴォリューム。

今日ふとザップの「ダンスフロア」という曲を聴いていてマドンナの新しいアルバム『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』収録「ハング・アップ」にはアバの「ギミ・ギミ・ギミ」がサンプリングされているということを思い出した。

Confessions on a Dance Floor

Confessions on a Dance Floor

マドンナ今年で48。レオタードはなかなかどうしたというところ。

音楽において「図と地」の構図をあてはめた際にサンプリングという手法は地の交換可能性を示唆しているといえたりするのか知らん、ということをちょっと思ったのである。