読書会二回目
ヴィドラー読書会二回目。卒業おめでとう会で卒業生さんたちがワイワイしてる中読書会という珍妙さ。
ギーディオンによる空間の概念化に端を発し、様々な方面からのアプローチによって変形した空間概念にも遠近法の法規による一貫した枠組みが存在する。それはニュートン的絶対空間から主体による投影を契機とした心理学的相対空間の変化を背景としており、そうした大きな動きに伴って観察者/主体の位置に対する着目も提唱された。ではダミッシュはこの一貫して変化しない遠近法というものを・・・というところで今回はおしまい。
おもしろいのはそうした心理学的空間、つまり主体の働きかけによる相対的(この語はちょっと気をつけないといけないのだが)な空間というものが現代のサイバースペースへとつながってくるのだ、という点。ただ、単にレトロスペクティヴにみるというだけでなく、そこでの観察者の位置を技術論に終始しないで考えてみようということも言っている(多分)。
結構具体例が多いのでいろいろ調べないといけない。とりあえずはライトのプレーリー空間、あとはリシツキーの「無重力」らへん。
そうそう、家に帰ったらこれが届いてました。
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あとはこれも
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