ホイットニー

2、3、4限、そのあと兵庫県美へ。

4限はモニュメントに関してリーグルをドイツ語で読むというもの。建築に特化していたこともありちょっと張り切りすぎて取り乱してしまった。焦りすぎなのでもっと余裕を持たねば。とりあえずGW明けから読み始める予定のようでまずはヘーゲルの建築論をまとめることに。ヘーゲル・・・

LANDSCAPE OF ARCHITECTURES 世界の建築鑑賞 VOL.4 [DVD]

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ガイダンス終わってこれを見る。ルドゥーの「アルケ・スナンの製塩工場」。磯崎が紹介本を書き、ブレ、ルクーあたりと抱き合わせで「革命建築家」として再考されはじめている。ヴィドラーももともとはルドゥー研究者だったりする。幾何学的な抽象化によるマッスのヴォリューム化をトリッキーな解でもってモニュメンタルたらしめる手法は面白い。また後日アップしようかと思う。

で業後は県美に『ホイットニー美術館展』を見に行く。とりわけ気になったのはロバート・コッティンガムの《ラディオ》だった。ビルのカーテンウォールに写る反転した都市の姿がちょっと奇妙に映えている。写真と見間違えるくらいのリアリティと寄ったときのギャップだとか、ガラスの縁のあたりで少しだけズレるところなんかが生々しい。奇妙という形容詞は絵自体にとどまるだけでなくむしろガラス面にスライドして、透明性よりも反射性をもった閉鎖性というガラスの物質性が浮き上がってくる。いろいろと思うことは多かったもののダラダラするのでこの辺でやめる。

「ブレードランナー」論序説 (リュミエール叢書 34)

「ブレードランナー」論序説 (リュミエール叢書 34)

木曜4、5限のために読まねば。土日でやることは他に月曜3限のクリストファー・ジョーンズのデザイン理論のレジメ、あとはヘーゲルの建築論レジメなど。

ハイデガー拾い読み

ハイデガー拾い読み

下心ありつつ手を伸ばす。ハイデガーの「決断」そして「住むこと」に関してちょっとでもヒットしたらもうけもの。