ザッツケンチク

今日は3・4限に出席。ヘーゲルは何とか概説したもののちょっとしこりが残る感じだったが共通了解みたいなところもあり難なく終わった。むしろバタイユの「建築」(『ドキュマン』収録)のほうが面白かった。

制度化への意思を比喩的に建築と定義づけている。バスティーユの破壊になぞらえられる絵画におけるアカデミックな規則の破壊はあくまでも制度の内部にとどまるしかないのだ、というもの。どことなくカラタニさん『隠喩としての建築』を思い出しました。