分析が必要だ

ブレードランナー分析。結構形になってきたというか分析した素材をもとに少しずつ話が組み立てられるようになった。嫌いなシーンを何度も観た(コマ送りで)甲斐もすこしずつでてくるかもしれない。

金曜はモニュメントまみれになる。モニュメントのイデオロギーを生み出す装置的な役割に関連して、そのモニュメントの喚起する記憶の問題が挙げられる。ここで筆者が「永続的な不決断」が必要と述べているのだが、これを決断主義的な意味合いでとらえると有効のように思われる。つまりいかなる形態か、いかなる記憶か、という様々な決断の場面が想定されるわけだが、そこで決断する主体が誰か、という問題は問われないのである。むしろそうした諸々の決断に対して優劣をつけるような上位の決断的審級を否定するべきなのである。というような感じで明日は行こうかと思う。まだ戦後ドイツという歴史性が抜けているのでそこをつめる必要があるのだけど。

ノスタルジア」の宿題も心に留めておく。写真がテーマになってる歌詞ってありそうでなかなか無い。「今は離れてしまったけどあの頃の二人は今も写真の中で笑っている」的な整理がついてるのかついていないのかよくわからない感じの歌詞を聞いたような気がするのだが思い出せない。とりあえずゴリゴリのキャピタリズム・ナンバーに焦点を当ててみようと思う。aikoとか大塚愛とかはありそう。EXILEとかも意外と「男ってこんなに弱いんだよ」的な歌詞がチラホラするからありそう。「あなたのことばかり考えてしまう」mihimaru GTは無かった。