考えておるのですが

七月ですね。

今月末あたりに視聴覚文化研究会を神戸でやろうというお話になり、僕も僭越ながら(前座として)発表させていただこうかと思う。建築で。

卒論が進んでいないから自分を追い詰めるためというのもあるが、やはり視聴覚文化という文脈を想定した際自分にどんな出方ができるのか、という点に興味がある。その分きつくなるのは言うまでも無いが。とりあえず多木さんの著作を何点かあたりながら(『眼の隠喩』とか『生きられた家』とか)構成していこうとおもう。

ちなみに前挙げたエントリで触れたモニュメントに関して、すこしシュミットの「決断主義」についてあたってみようかと思う。ドイツ(ワイマール)の政治的文脈はこの問題を取り上げる際不可欠なものであるし、それがミース建築の背景を理解するときに結構ポイントになりそうでもある。とりあえず概説書としてこれ

決断―ユンガー、シュミット、ハイデガー (パルマケイア叢書)

決断―ユンガー、シュミット、ハイデガー (パルマケイア叢書)

その後は一次資料に
政治的ロマン主義

政治的ロマン主義