共同体的

決断主義を知るならこっちのほうが最適でした、とのメールを担当の先生からいただき、早速借りてみる

政治神学

政治神学

あとモニュメントがらみでこれを買う。
戦争を記憶する 広島・ホロコーストと現在 (講談社現代新書)

戦争を記憶する 広島・ホロコーストと現在 (講談社現代新書)

古本で。
いろいろなところで言及されていた『不安型ナショナリズムの時代』でもそうだが、ポピュラーになった議論がそのまま一枚岩的にとらえられてしまう現状を素描している。戦争に限って考えるのならば、確かにこれが国内の多様な境界を溶解させるような力を持つが故にナショナリズムと容易に結びつきやすい。ただその緒力をとらえる主体は言うまでも無く時代間で異なるし、それ以上に個々人によって異なってくる。戦争を記憶する、と一口で言ってしまうのがあたかも正論のように聞こえるが、そこには誰が、どうやって、という問が問われないまま残ってしまっているのではないだろうか。


某先輩が発表で使おうと思われてるらしく、持ってないかと聞かれた。

持ってなかったので友人・知人に聞いてみたところ意外と所持率高し。エビちゃんはCanCan専属でこのスペシャル版ももちろんCanCanものなのだが、そのほかにもJJとかCUTiEとかmina、果てはSEVENTEEN(同世代ではいないが)とかのオルタナティヴでも同様のストーリーものが多く(「奈々ちゃんの必殺着まわし30日」とか。テキトー)、各々守備範囲が異なってくる。読者個人が「わたしは○○派」と自分に言い聞かせてはいないだろうが、おそらくそれに近い意識は持ってるだろう。その分コミュニティ意識は強そう。