場所と空間
今日近所でお祭りがやってたらしく、その一環で「落書き広場」というのがあった。なんてことない道路に白いテープを貼ってその中にみんなが絵を描き込んでいくのだ。別に共同体精神云々が言いたいわけではないのだが、このイベントの跡地をみんながよけて歩いているのが面白い。壁面に鳥居をペンキで書いたら立小便されなくなったという話もあわせて気になるところ。
ミースのゼミ発表はとりあえずパブリシティとメディアの流通、それと「空間性」の問題を取り出してみようと思う。物質性が生成していくという場面を考えていくと、やはりメディアによる解釈がその舞台を着々と整えているように感じる。メディアによる流通において「空間」という概念がどうあったのかを考えてみたい。端的にいって無視されていたわけであるが、ちょっとこのへん一筋縄ではいかなそう。
- 作者: アンリルフェーヴル,Henri Lefebvre,斎藤日出治
- 出版社/メーカー: 青木書店
- 発売日: 2000/09/01
- メディア: 単行本
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