ミース展
ミースの名声は50年代以降になってはじめて確固としたものになる。「バルセロナ・パヴィリオン」の評価も大体同じだと考えてよいだろう。そしてミース評価において重要な役割を果たした要素として1930年代初頭の「インターナショナル・スタイル」展、そして1940年代後半の「ミース・ファン・デル・ローエ」展が挙げられる。ちなみにどちらの展覧会もMoMAにおいて開かれ、なおかつフィリップ・ジョンソンが絡んでいる。
展覧会は写真、模型、家具(ほとんど椅子だけど)からなっていたようだ。写真に関しては、大きく引き伸ばされ、人の背丈をゆうに越えるほどの拡大サイズで展示されていたらしい。
それにしてもなぜパヴィリオン写真は設計プロセスを示すような媒体に囲まれているのだろうか。なお、左から模型(「ガラスのスカイスクレーパー案」)、実作写真(「パヴィリオン」)、スケッチ(これ見たことない、何だろう)、ドローイング(「フリードリヒシュトラッセのスカイスクレーパー案」)。
- 作者: Philip Cortelyou Johnson
- 出版社/メーカー: Little Brown & Co
- 発売日: 1978/06/01
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログ (1件) を見る