ルドゥー

先生に借りた本。

See Through Ledoux: Architecture, Theatre And the Pursuit of Transparency

See Through Ledoux: Architecture, Theatre And the Pursuit of Transparency

「はじめに」も「目次」も「おわりに」もなく淡々と進んでいくヘンな本。著者は『無気味な建築』や『歪んだ建築空間』の著者であるアンソニー・ヴィドラーのプリンストン大での弟子。ヴィドラー自身がルドゥーから研究をはじめていることも背景にある。
Claude-nicolas Ledoux: Architektur Und Utopie Im Zeitalter Der Franzoesischen Revolution

Claude-nicolas Ledoux: Architektur Und Utopie Im Zeitalter Der Franzoesischen Revolution

卒論では18世紀末に登場した、歴史的な建築様式を断ち切る建築家、メディアとして版画を効果的に用いた人たち、の一人としてしか描けなかった。中谷さんの『セヴェラルネス』でのピラネージ論なども鑑みて、同種の人たち(ピラネージ、ブレ、ルクー)各々の「手癖」みたいなところまでちゃんと把握していきたい。