形式化とメカニズム
引越すというのに古本屋でいろいろとまた本を買ってしまった。そのなかでも面白そうだったのがコレ。
- 作者: 柄谷行人
- 出版社/メーカー: 第三文明社
- 発売日: 1984/01
- メディア: ハードカバー
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このトピックは柄谷も指摘しているゲーデルの問題や、そこから繋がる東のデリダ論、あるいはルフェーブルの空間論(空間の表象/表象の空間)だとか空間/場所という問題へとかかわっていくと思う。ちょっと気になったのは、建築における空間/場所の区分が、セルトーの議論では逆になっていることである。柄谷/多木モデルの、「形式化の徹底から」という原因が、案外一筋縄でいかなかったりすることを意味しているのではないか、などと思ってみる。
あと10+1のウェブサイトで八束さんの書評なんかをちょっと読んだりしている。上の話とは関係ないが、ちょっと読んでみたい。
Japanese Architecture as a Collaborative Process: Opportunities in a Flexible Construction Culture
- 作者: Dana Buntrock
- 出版社/メーカー: Taylor & Francis
- 発売日: 2002/02/28
- メディア: ペーパーバック
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