ポリスペクトラルのこと

前回の追記
ステンレスの表面(滑らかにもできるし彫り込みもOKとのこと)にクローム・オキサイドを塗り重ねていく、というのがどうやらポリスペクトラルな「カラーリング」のからくりのようだ。「電気化学プロセスelectrochemical process」と書いてある。
当該ページ別の文を見てみると、「ポリスペクトラル・パネルはふつうのステンレスと同様に使用可能」と、ポリスペクトラルな「パネル」が主語になっているので、おそらく「ポリスペクトラル」は塗装方法でも素材名でもどちらでも(正確で)ないことになろうか。じゃあなんだ。電気化学プロセスか。

丁寧にも連絡先が当該ページ余白にしるされていた。ドイツのInox-Color社にアクセスせよとのことだったのでしてみると、見事に全部ドイツ語で撃沈。それよりも「Produkte」のところに「polispectral」の文字が見当たらないのはなぜか。そして社名に「カラー」がついてるということは一応塗装法なのだろうか。まったく何もクリアになってない。

ちなみに色はゴールド、コバルト、ブラウン、ブロンズ、グリーン、ブラック、シャンパン(緑黄か黄褐色)、スチール・グレー、スチール・ブルーがあります。最大寸法が2000×6000(mm)で、0,5(mm)まで薄くできるとのこと。