もらいもの

先日NYへ行った友人からの情報。チェルシーのギャラリーJim Kempner Fine Artのこと。

設計はSmith and Thompson。上の画像は彼らのウェブサイトのトップを失敬してきました。ストリートとアヴェニューの交差点にある建物。立体的なヴォリュームの配置や開口部の取り方が特徴的で、結果として四辻の「顔」になるようなライトアップを提供してます。一階部分の開口は細めのスリットにとどめていたりと、窓の総面積は大きいわりにそれほど下品にはなってません。ただギャラリーとしてここまで直射日光が当たりそうな建物が適当なのかは分かりませんが。

エントランス

枝を切るかわりにファサードを抜いてます
下二枚はもらった画像(ブログなかなか更新してくれないから勝手にアップしちゃったよ)。仕上げ材として鉄板が選択されており、錆びた鉄板のテクスチャーが落ち着いた雰囲気を醸し出しています(鉄錆といえばこんな素材もあります。)。この素材選択も全体のまとまりを助けているように思うのですが、この仕上げ材、グランドラインぎりぎりまでおろしてもよかったんじゃないでしょうか。コンクリートについた染みがちょっと気になります。

築10年。