本願寺大師堂

以前紹介した萬福寺に続き、今回京都の駅チカにある東本願寺の大師堂修復現場をちょっとばかり見せていただいてきました。

id:morohiro_sさんからの情報で西本願寺でも工事やってるとのことでした(ありがとうございます)ので、Google Mapからの画像でどうぞ。左が西本願寺で右が東本願寺。さらに追記で現場のライブカメラまであるそうです。あらかた出来上がってますが。
萬福寺でも公表NGだったので写真は外側からのみ(下)。撮影はOKだったのですが、デジカメのバッテリーの調子が悪くなったのでしたくてもできなかったりするのですが。

ぬっとしている無骨な鉄骨造のお堂、じゃなくて足場。これだけで20数億かかってるとのこと。ちなみに全体的な改修費用として300億が見込まれてる。さんびゃくおく。瓦の数を減らしたり、瓦と野地板の間に盛る土を省いて釘でとめる「からぶき工法」に変えたりされてる様子。ちなみにこれで屋根の重みが900トンくらい減るそうです。インド象140頭分。もともと3000トンくらいあったそうです。規模、材料、工法等の面で当時の高い技術水準を考えさせられます。

高松伸氏監修の参拝接待所。地下に埋まってます。「監修」って・・・ちなみに内部はこちらからどうぞ(参照:関西今昔建築散歩)。