プレゼン

今日は例のプレゼン。こっちは朝からすごい雪で1限目は事実上の休講。10時過ぎから5時までずーっと人のプレゼンを聴き、プランをながめ続けているとうっすらその人のひととなりが見えてきます。クラスメイトの知らなかった一面が見えて面白かった。以下は気になったプラン。先生曰く「思ったより高いレベル」のプレゼンが続きました。
気になるプラン
自分のことは棚にあげてカッコ内は感想。

1)1階が寝室のみ(もすこし空間的な強調が必要かも)
2)1階2階プランが回遊性を中心にしている(上下のつながりは考察の余地あり。掘り下げ甲斐ありそう)
3)2階が柱のみで区分されている(のわりに1階は壁で区切られているという対比はもっと考えるべきかも)

それと家の中に十字のスリットが入ってヴォイド(でもなかったけど)になってるプランはもすこし立体的に展開できたら面白くなるかも。先生方は難色を示していたのだけど、あれは要するに構造的な問題だったのだろうか。ただ彼自身が考えるべき「そのさき」の手前で失速してるのが残念。
自分はどうなんだ
で僕は唯一プロジェクターを使うプレゼンだったのでラスト。スライドショーを見ながらのプレゼンでしたが、1ページの文字数を大体15文字以内に収め、プランの比喩を図示したところは長丁場のラストでも頑張ってくれました。ありがとうプレゼンソフト。ただプレゼン自体はもっとスマートにできたのが反省点。要らない情報は喋らない。
「応用可能な原理(というかルール?)」の説明をひとつのケースで提示してみる、という内容になっていたのでその土地にある必然性が薄らいでしまったこと、上下階の関係性が分かりづらいこと、等々は今後解決していく問題。そのルール自体まだ発展すべき余地があるので具体的にコンペで(要するに条件を絞った/絞られた中で)応用していこうかなと思っています(そのうち紹介できたらいいのですが)。プレゼン後にそのあたりを詳しく聞きに来てくれた人ありがとう。
いままでうっすらと考えていた問題群が少しずつ形を成していきそうな気配が(気配で終わるのか)。そのいいきっかけになったプレゼンでした。おつかれさまです。
おまけとおわび
あ、それと、ファン・オゴルマン(オルゴマン?)の「フリーダ・カーロディエゴ・リベラの家」は赤・白・青でした。記憶違いしてました。ごめんなさい。

フリーダ・カーロミュージアムの方はやっぱり青でした。