表面からインタフェイスへ

先日ビルに浮かび上がった文字の画像をアップしましたが、Wired Visionにタイムリーな記事がありました。
Wired Vision:生命を持つ壁―インタフェイスとしての建物

ライターはPeter Hallさん。ユーザーにとってのただの表面としてではなく、ユーザーと建物内部とのインタフェイスとしてファサードを考えてみようという試み。建物の内部と外部を分断してファサードだけ広告板にしちゃっても、内側へと引き込むことができなければ建築物として魅力的ではないわけです。いまだ研究途上ではあるようですが、記事のラストでは内部の二酸化炭素量によって「呼吸する」壁の開発が進んでいる旨の記述があって興味深い。内部の状態を外部へと反映させていくような展開の仕方が望まれるところですね。

これがそれ。Soo-in YangとDavid Benjamin(The Living)による研究。