小倉から長崎へ

今長崎です。
今日は時間に区切っていきます。
・10:00このへん
西小倉駅近くの「リバーウォーク」を通り、「松本清張記念館」をスルーして「北九州市立中央図書館」へ。前者はジョン・ジャーディのデザイン。ヴォリュームをくりぬいたような形状は、モールにしては非効率的だけど結果的にできあがる「隙間」が都市の比喩になってる気がする。磯崎氏設計の図書館はアクセスのしやすさもあってたくさんの人に利用されている。手入れもよくされているので単純に居心地がいい。

建築MAP北九州

建築MAP北九州

やっと見つけた。でも本当に九州の北側のみだった。あまり使えず。
・12:00このへん
小倉駅北側の「ラフォーレ小倉」へ。1月で閉館している(現小倉興産)のだが、ネットカフェ、マック、ヴィレッジバンガード等いくつかのテナントがまだ営業しているため侵食された廃墟のよう。これから先この種のビルをどうリノベーションしていくのかは結構重要な課題になるのでは。というわけではないが、ネットカフェはもすこし「この際」な試みをしてもよかった気がする。2〜6階がら空きだし。
・14:00このへん
門司港へ。「レトロの街」を謳うだけあって古い建物が多いのだが、浜風が強すぎておちおち見てられない。キッチュさ漂う駅近くからやや下っていくと要塞のような「三宜楼」がみえる。旧料亭。保存活用運動が進んでいるようだ。是非中が見てみたい。
門司港レトロ倶楽部:旧料亭「三宜楼」保存活用 要望書 提出しました。
・16:00このへん
下関。駅に併設された大丸にはたくさん人がいるのに、駅から離れるにつれ大通りでもどんどん人気がなくなっていく。一箇所だけグンと突き出したかのような150メートルの海峡ゆめタワーも閑散としているし、なんともいえない気持ち悪さを感じた。ということで長崎行きを決める。
・18:00このへん
長崎行きのバスに乗るため小倉へ戻る。行きそびれた「森鴎外旧居」へ。飲み屋街の外れにあったのには驚いた。地図側のミスかと思った。ちなみに16:30に閉館していたので中が見られなかったのが残念。
23:00
バスで長崎。
今いるネットカフェ「FreeSpace」はどうも元小規模ホールだったようで、個室群が納められている空間の天井高が5〜6メートルもある。畳敷きの個室にあわせ部分的に屋根がかけられており、それが個室から見ると宙に浮いているようにも見えて面白い。