長崎中

建築

まだ長崎。昨日一昨日やたら長くなったので今日は備忘録。
○今日見てきたところ

  • 大徳寺の大楠：大徳寺だけど寺はない。樹齢８００年。これ自体が建物かのような大きさ。
  • 日新ビル：50年くらい（かな？）前のRC造ビルには珍しい道路側ほぼ全面開口。雰囲気のいい雑貨屋あり。「出島オランダ商館跡」の対面。
  • 親和銀行大波止支店：白井晟一設計。噴水には水がなく、落ちないようにとカラーコーン。やや残念。
  • ドラゴンプロムナード：マイケル・ロトンディ設計。大味、かつ用途不明。
  • 長崎港ターミナルビックピット：高松伸設計。改修中だったが、円柱を斜めに切ったような高い天井高のエントランスホールが気持ちいい。
  • 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館：栗生明設計。地上に出ているのは水面と、追悼空間に光を入れるための光箱ふたつ（正確には二つのヴォリュームにはさまれるようにトップガラスがある）のみ。型枠の木目を残したコンクリートや大理石にならんで、とりわけ水というエレメントが要所要所で空間の表情を整えている。
  • 浦上天主堂：教会建築の文法からするするっと逃げるような建物。内部に差し込む青の光が神々しい。
  • 如己堂：原爆に関する医学的な研究と多くの著作を残した永井隆博士の住居。二畳一間。間取りを軽くトレースする。
  • 長崎市立図書館：設計・建設・運営・維持管理が一体となったPFI事業として計画され、今年1月にオープン。4、5メートルの天井高に1メートル半（1F）、2メートル（2F）の書架が並ぶ気持ちのいい空間。20：00まであいてるのも便利。人も多い。

○明日見るところ

  • 長崎県立美術館
  • グラバー邸とそのあたり