熊本中

これから「くまもとアートポリス」の物件を見に行くよ、という方に向けて以下二点。

1)車でいきましょう
2)住宅、集合住宅の見学は控えたほうが可

2)に関しては内観許可をもらったよ、とか外装が見たいよ、という場合を除きます。
朝県庁の建築課を訪ねてガイドマップ的なものをもらってきましたが、縮尺がいまいちつかめず、それ以前に各物件がかなり離れたところにあるのでかなりしんどい思いをしました。正直なところ、徒歩での見学は激しくおすすめしません。電車移動も熊本は中央部に路線がありませんので適当とは言えませんし、とにかく車の必要性を強く感じた一日。
2)に関してはどこの場所でもあてはまるとおもいます。ウロウロされる住民の方にも迷惑かかりますし、はっきり言ってこの種の建物は外観しか見えません。プランニングの特異な山本理顕氏の保田窪団地を見て思いましたが、集合住宅というビルディングタイプはやはり外装のレベルだけで云々されるべきじゃないですし、そこに居なければわかりえない住まわれ方でさえひょいっと行って見ただけではわかるわけがありません。というわけで、内観許可をいただいた、とかいやそれでも俺は外装が見たいんだぜという方以外、わざわざそこに行くよりもむしろ、建築家その人の説明でよしとしておいたほうがよろしいのではないでしょうか。

新編 住居論 (平凡社ライブラリー)

新編 住居論 (平凡社ライブラリー)

理顕さんだったらこれとか。あ、忘れてましたが、そこの住人になる、というのも解決策のひとつですね。