環境デザインシンポゲリラ聴講

6月14日は名工大で行われたとある研究室20周年記念シンポジウムに行ってきた。推測するに、多分OBや現学生でもないのに聴きに行った人は他にいなかったのではないか、と思う。「環境デザインのこれまでとこれから」というテーマで4名が発表したものの、残念ながら素人には環境デザインの「これまで」も「これから」もいまひとつ分からなかった。
面白かったこと箇条書き
不埒にダラダラといきます

  • 窓の断熱・遮熱性能はフレームがキモらしい。
  • あえて隙間をつくった窓で室内汚染を防ぐことができるそうだ。隙間風の悪影響はさほどなさそう、とのこと。
  • TDR客目当てのホテルでは、TDR閉園後客が戻り一斉に風呂に入るため、その時間帯は給湯が急増するらしい。
  • 某O・Hの外溝にかぶせてあるガラス板は結露がひどすぎる。この対処法としては以下二つ
    • 蒸発率の低い循環水を使う→でも雨水はどうしようもない
    • 水路内を強制換気させる
  • 家づくりとグリーンツーリズムを組み合わせてみてはどうだろうか、とのこと。
  • 土手は国交省、その上は市が管理しているらしい。

環境デザインとはいうものの
つくる<つかう構図はこのシンポでも見ることができた。こうした取り組み方をしている人たちの話を聞くのは単純に面白い。ただ望むらくは、各人の発表内容がどういうレベルで「環境デザイン」なのかをもっと知りたかった。それが「環境」の「デザイン」であることはなんとなくわかるのだけど、「環境」にも「デザイン」にもそれぞれ独特のニュアンスが込められているはず。そこをきちっと示してもらわないと、門外漢にとっては、ただ途方にくれて発表の要素しか抜き出せなくなってしまう。これを門外漢として実感できた、ということが一番の収穫かもしれない。気をつけよう。