記念館と部

製図。前半の自由課題は「嵐山にハンバーガーショップをつくる」で、後半の模写は「マンガ家記念館」だった。居室は絶対に南に面していないといけないんだ!と隣の先生は絶叫するけど、日当たりのよさが即好条件というのはただの思考停止だと思う。そして「マンガ家記念館」のプランからそこがマンガ家「の」記念館である必然性が感じられなかったので聞いてみた。先生曰く「あまり深く考えないで」とのこと。面白くないプランの模写は苦痛だ。この授業に敷地の問題発見能力を問うような要素が出てくると面白いのに。

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火曜建築部。担当の先生が学校側に「建築研究会」で提出したとのことだったので略称をみんなで考え、結局「ケンケン」になった。今日のケンケンは21名。適度にゴチャっとしつつ、割とゆとりを持って(物理的に)教室を使えるいい人数だと思う。いつの間にかグループがポコポコっと出来上がるようになってきたので、今度は「どこで誰が何してるのか」分かるようなシステムを考えてみたい。脱タコ壺化。グルーピングが進んでくると、全体集合時に意見が出づらい面もあるので、これはちょっと意識しておこう。司会の負担はなるべく減らしたい。
ちなみに新システムのレビューはテクノロジー班。設備/意匠という二区分を解消し、その二者に橋をかけていくような素材や技術を見ていこうというのが全体的なねらい。壁紙や内装のアクセントといった新素材の「装飾的」側面を離れ、新素材によって具現化された効果が建築物それ自体をどう変化させていくのか、そのヴァリエーションを考えてみたいというのが個人的な思惑。