ぐりんぐりん

前回の「リダンダンシー」から佐々木さんつながりで伊東さんの「ぐりんぐりん」を。

遠くから見ると大地が隆起しているように見えるのだけど、実際近づくにつれて厚さ45センチのコンクリートがものものしく前に出てくる印象が否めなかった。ただ造形的なスラブの三次元曲面は佐々木さんの言う「リダンダンシー」を多く持っているようで、恣意性とともに語られそうなうねうねするシェイプも解析如何では「合理性」を持ちうるのだろう。以前東京オペラセンターで開かれた伊東さんの展覧会「新しいリアル」でこのスラブの型枠がモックアップで展示されているのを見たのだけど、こうしたかたちのウィークポイントはやっぱり手間とコストなのかしらん、と思う。
以下ダーっといきます。

うねうねした椅子イン

ちょっと近づいて

もすこし近づいて

入り口の手前

割と迫力のあるコンクリートスラブ

内側。仮囲いみたいですが工事中にあらず

サイン・・・

植物園。快適な温度ですくすく育った緑が見もの

トップライトはこんな具合

隆起しているところに登れます。ちょっと要塞っぽいぞ