レビュー全体プレゼン

18日は夏休み前ラストの建築部。
レビュー全体プレゼン。17:30からはじまって20:00までで6班。最近ちょっとづつ懇意になりつつある広報の方に撮影をお願いしていたのだけど、プレゼン終了後の20:00から21:00までコアメンバーと広報の方々とで今後の進め方に関するちょっとした議論になった。外部からのご意見はありがたい。実は出席者の何割かはレビューに参加していない(かなーり最近入部したため)1年生だったので、ある意味開放されたプレゼンともいえるのだけど、彼らや先生方のコメントが彼らを基準としたものになってしまった感がある。「もっと分かりやすく」というのがコメントの大半を占めていた。
広報の方々との議論はまさにそこにかかわるもので、結局「分からない人」にあわせるのがうちの学校なのだから、(それに疑問を持つ人が集まった)建築部が同じところを目指すのはちょっと疑問だな、とのこと。
もちろんだれにでも分かりやすいことを伝達することは大事だとおもう。のだけど、レビューの意図としてはリサーチ内容云々よりグルーピングワークや議論の枠組をどう構築していくのかに重点を置きたいと思っている。だから「わかりやすい発表」を心がけるあまり、それを生み出すグループのほうがおざなりになるとよくない。ホームランは打てたけどバッティングフォームはグチャグチャだったらやはり全体としては失敗だ。あくまでも「わかりやすい発表」というのはうまいグルーピングの結果として出てくるといい。
そして「うまいグルーピング」というのは単純に言って、個々人が責任をもって取り組めるグループだと思う。あくまでも自由にゆるーくというのを全体モットーにはしているけど、グルーピングの結果として生じてくる「責任」は重視したい。部全体として義務も規制もなるべく課さないというのは、各グループでの個別的対策を議論してほしいという個人的思いから出てきている。
今回のプレゼンではどの班もとりあえず投げずに発表してくれたし、割と長時間のプレゼンを集中して聞けるかたちがカチッとできていたのがよかった。次への課題としては、今回の成果をうまく次回のレビューへとつなげるようにテーマ設定を工夫すること。モチベーションがさがりがちなので、とにかく場数を増やすことを目論んでみたい。夏休み明けは個々人で「夏休み、なにしてたの」プレゼンします。