パイプライト

Dezeenより
サンパウロの廃屋を使ったインスタレーションTriptyqueのお仕事。




以前東京で見つけたダクト地獄に通ずるヴィジュアルインパクト。内側も外側も無く建物に絡まる様は植物のようでもあり、インスピレーションのもとはそこにある、とトリプティクも実際に言っている。廃墟を侵食する蔦のような不気味さのみならず、住宅にとって必要なはずの光が、不必要な場所に(も)不必要な数、存在していることがもたらす違和感が面白い。見慣れたはずのプロダクト(スチールパイプ、照明)を使っている分余計と凄味が増してるように感じる。夜はちゃっかり綺麗なのがまたニクイ。