オープンラボ2回目

昨日は事務所のドアを開けておく試み「オープンラボ」でした。先回来ていただいた方が、設計事務所勤務時代に同期だったご友人をお誘いあわせて来てくださいました。しかも差し入れをお持ちで。ほんとうにありがとうございます。お二人が勤務されていた時期の事務所のお話など聞かせていただきました。
面白かったのはボス男性その他女性多数というそのときの環境。スパッと物事をいえるのは男性より女性のほうがなぜか多く、淘汰を超えた上で女性多数の環境があったとのこと。いきおいそこにくる男性の肝っ玉が小さかったりするとものすごく頼りなく見えるのだ、という話はまさに身につまされるような気持ちになります。それから、どれだけ料理の上手な男性が担当者でも、奥さんは女性の所員さんにご相談するほうが安心されるケースもある。そもそも体格が違うからスケールにズレが出るのかも、というお話は男性にとってちょっと寂しい話ではあるけど意識しないといけないポイント。何気なく設計しているとその辺を分かった気になり「がち」だと思うので。住宅設計の決定権は割りと奥さんが持っていることが多いと聞きますし。ちなみにそのとき旦那さんは、大抵お風呂の広さを支配するそうです。最近トンと聞かなくなった「男女平等」は多分物理的観念的な意味ではずっと無理なんだろうな、男女間には微妙に大きなズレがあってそのバランスを心がけておかないと住宅は成立しないんだろうな、などなどと推測。
夕方には友人が、そして夜には石屋町ギャラリーの指山さんが来てくださいました。ありがとうございます。先日の鮮烈なギャラリー体験に引き続き、来週にも石屋町ギャラリー再訪してきます。楽しみです。あ、それから「建築ジャーナル」の今月号に「QueryCruise」のことが載ってます。

載ってます、というとさも取材された感があるのですが、僕らで書いた文章です
この表紙の号です。よろしければチェックしてみてください。