受取人払郵便

今日は思うところがあって、受取人払郵便について郵便局の営業さんに話を聞いた。電話一本で雨の中わざわざ来てくれた。ご苦労様だ。なお受取人払郵便というのは切手を貼らなくてもポストに投函すれば記載のある宛名に届く郵便のことで、当の宛名の人がその郵便を受け取った後に料金を払うから「受取人払郵便」という。1通につき基本料金50円、そこに手数料が15円〜20円。ここの差額5円は料金の納入方法によっている。はがきの重さは2〜6グラム必要で、それ以下やそれ以上だと不定形ということでプラス30円。のべ95円〜100円。普通郵便の倍。

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営業さんはその後ひとしきり営業をして帰る。個人的に食指を動かされた話。タウンメール・タウンプラスのこと。曰く「以前でしたらどこかから住所リストを調達してDMの送付をしていたと思うのですが、現在個人情報保護の機運も高まってそれをするとかえってイメージダウンということも多いんですね。」「ええ。」営業さんは続けて曰く、「そこでタウンメール・タウンプラスのご紹介なんですね。これはあるエリアを限定していただけば、ま現状では町単位になるのですが、そのエリアにあるポストに全て投函させていただきます。もちろん郵便物扱いですのでチラシとはまったく別物ですね。そしてこの郵便に対して返信をいただいたクライアントさんには堂々と記載いただいたご住所にご連絡ができる、とこうなってるわけです。」
なるほど。すごくなるほどだ。でも送りつけた時点で相手さんの心象はそもそも悪いと思うのだが。
それから営業さんは暑中見舞いとして「かもめタウン」という商品の説明にうつる。興味深そうだったので黙って聞いていると、このかもめタウンはビルを指定してポスティングすることができる商品だそうだ。ここからここまでのビルにと提案すれば、郵便局の担当者がそこに存在するポストの数を割り出してくれる。個人的には商品よりもむしろそのシステムのほうに興味がある。どうやって数えるんだろうか。