フジヤマ&サイバック

ネットカフェの話、の前におしらせ。pijamaが日本でも買えるようになった。

pijamaってこういうの
公式通販pijama|HUMOR ユーモア
ここのサイトすごいな。直販で買ったらまだ届かず。メールするとデザイナーのMonicaがわざわざ「もうちょっと待って!」「住所日本語で送って!」「完璧!」「今週末!」「今度こそ今週末!」と連絡をくれる。でもまだ届かず。
ではネットカフェ。小出しで。

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一月二十三日、 
ナダフとフジヤマ・カフェ・リラクシング。彼はわざわざビデオをまわして、店内の紹介をしているところを撮ってくれていた。いまだ映像は送られてこず。ボックスに入っている人へのインタビューを決行しようとドアをノックせんとする彼を止める。「シャイすぎる!」という叱責を後に。狭い狭いとブツブツいいながらもぴったりボックスに入り、矢口高雄が好きな彼は手渡された『釣りバカたち』の絵柄を眺めていた。釣りキチ三平は後に購入。この中でみんなは何するんだ、とナダフ。本読んだり、ゲームしたり、パソコンしたり。なぜ家でしないんだ。どれもここじゃなくてもできるだろ。ドリンクバーはパブリックスペースだとばかり思っていたらしく、くるひとくるひとにハローという。芳しい反応はなし。ナダフのアテンドで読書もなし。

ごめんナダフ、ここはパブリックスペースじゃないんだ

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一月三十日、
サイバック河原町店。サイバックは以前九州は博多へ出向いた際に屋台で飲むサラリーマンに勧められて入ったのが最初。彼の地のサイバックでは丁寧な店員と程よい暗さ、ケーブルチャンネルが見えるテレビの併設などなどの手厚いサービスに背中のかゆみもなし。人の入りも多かった。ちなみに株式会社サイバックの本社は福岡。複合カフェの経営やコンサルティングだけでなく、高齢者施設向け食品提供サービス「特助くん」販売代理業なんかもやっている。
ところかわって京都。唯一の河原町店。この店舗の特徴はとにかく暗いことにある。正確に言うと、ボックスが集積するエリアが暗い。ブルーライトで照らされているだけなので目に優しく、優しさついでに言えば「お静かに」という案内まで貼られていたりする。寝てる人がいるぞ、ということを前提としたネットカフェとしてその配慮が徹底しており、それを目当てにくる客も多そう。繁華街が近い立地を考えるとうなづけるところか。前回紹介した真っ暗なマッサージルームや快適な就寝を演出するシャワールームの存在はこうしたところへと帰着する。ネットカフェ内で最もアクティヴな部類に入るオンラインゲーマーたちはボックスが密集するエリアから本棚で隔離され、わざわざ室化された場所に集められる。キーパンチの音は聞こえない。またしても計測をし忘れる。

ぶれた。びびってんな。