コミックステーション
二月二十六日、
ネットカフェ。コミックステーション。
ここの写真はほとんどがぶれた
名古屋中村公園駅を出てすぐ、豊国神社の鳥居を横目に見ながらコミックステーション。ここはウェブサイトがないのか見つからないので書いておくが、なかなかに安い。のみならず、まさにネットカフェ的な空間性の力学が働いていて興味深い。
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- 基本料金は60分:380円(女性と学生は280円)
- 二時間パック:500円
- 三時間パック:700円
- 五時間パック:1000円
- 八時間パック:1200円
- それぞれ十五分延長ごとに60円
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- それぞれ十五分延長ごとに60円
整然!
ビルの二階から四階がすべてネットカフェとなっており、四階にあるフラットシートへは会員登録が必要。ワンフロアの面積は狭く、そのなかに約30席のボックスが差し込まれている。リクライニングシートはある程度の面積が取られているが、それがためにリクライニングシート以外のシートにはてきめんにしわ寄せが来ており、いままで見た中でももっとも狭いスペースができている。幅900×奥行き1200、トイレの個室よりも狭い。椅子が動かせない。ペアシートですら1300角。接近地獄。ただポイントはこれが不快かということになるだろうが、思いのほかそうでもなかった。狭さはネットカフェの代名詞だが、狭ければどれも同じということではもちろんなく、そこでのグラデーションが、表面的には什器の選択を伴ったりしながら、現象的には質的な差異化をもたらしていたりする。面白いのは、当たり前のようにも思われるが、料金体系とは全く別のところでそれが起こっているということである。価値基準はスペックか時間なのだ。
本棚のとなりにある窓から中村公園駅付近の夜景。このスペースちょっとこわい