半六邸

愛知県半田市の運河沿いに位置する900坪の敷地に建つ300坪程度の数寄屋建築「半六邸」をセレブレートするウェブサイトをつくった。どこに、なにがあって、それがどのようなものか、どのようなものだったか、をさっくりとでもわかるような簡単なものにした。タンブラーをつかっている。

写真を個別のエントリにまとめるとどんどん掘り下げていってしまうので、これはあまりよくないかもしれないと思い、また別のブログをそれようにつくった。上記ブログの「写真」のページからとべる。

なお、この建物の面白いところは、所有者の変遷とともに用途がかわっているところであり、それはまだ不明点が多いので断言はできないのだが、それが図面にちょっとだけあらわれている、というところだ。その一片を伝えられるといいなと思い、「これまで」の項目のエントリでは見つかった図面の部分写真を掲載している。全体写真もあるにはあるが、閲覧に耐えるようなものになっていないのが残念。
資料はいまだ多くが併設された蔵のなかに眠っている。図面のみならず、帳簿やその他の記録もいくつか見つかっているので、そこからこの建物がいかなる使われ方をしてきたのか、どのような時間を経てきたのかがわかるとより興味深い。でもここは今市の所有になっており、市はこれを取り壊して「広場」をつくろうとしている。反対運動のメッセージはなしにしようと思っていたが、いまさら「広場」かと思ったので、すこし書いた。